故重森三玲作庭の庭6っつのうちの趣が異なる5つの庭を見ました。
- 4.0
- 旅行時期:2016/06(約10年前)
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by イロコさん(女性)
徳山・周南 クチコミ:3件
臨済宗鹿苑山漢陽寺には作庭の設計・指導をした日本庭園の権威故重森三玲氏が
八年の年月をかけて作った庭を見ることが出来ます。
庭は6っつありますが、今回は5つ見ました。
山門前の玉澗式枯山水庭には北宋画のような枯滝上部に高く石橋を架け、その下に鶴亀式の石組があります。
上部には蓬莱遠山の立石が見られます。
本堂前の曲水の庭は平安時代の貴族が詩歌を楽しんだ曲水が設けてあります。
本堂の裏の山すそには蓬莱山池庭があり、苔と築山戸流れ式の池庭。
その前には地蔵遊化の庭があり、こちらは枯山水様式で地蔵菩薩が子供と遊戯する様を石組みで表現しています。
蓬莱山池庭に続く九山八海の庭は、池泉鑑賞式の庭です。
築山を作り、立石を中央に組んだ、須弥山式の手法です。
あんまり広くない庭もありましたがいろいろ異なった庭が見られました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- その他
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/08/24
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