指紋研究発祥の地の碑は、指紋研究に先鞭をつけた英人医師の住居跡です。
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- 旅行時期:2016/03(約10年前)
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by さいたまさん(男性)
築地 クチコミ:106件
世界で最初の指紋研究を始め、研究論文を発表した英人医師であり、宣教師であったヘンリー・フォールズが、日本滞在中に起居した住居跡が、指紋研究発祥の地として碑が設置され、功績を讃えられています。
フォールズは、スコットランド一致長老教会の宣教師として来日し、キリスト教布教のかたわら築地病院を開いて診療に従事するとともに盲人の保護教育にも尽力しました。
彼は、日本で行われていた押印の習慣に興味をもち、初めて科学的な指紋の研究を行ないました。
その研究成果を、英国の雑誌ネイチャーに、日本から投稿した論文は、科学的指紋法に関する世界最初の論文といわれ、その中で早くも犯罪者の個人識別の経験を発表し、また指紋の遺伝関係を否定し、個人の指紋を各別に識別する効果にも言及しました。
特に、日本における経験が研究につながり、かつ国際的にも高く評価され、その効果が広く認められることとなった点には、感動を覚えます。
築地の発祥の地巡りの異色な面となりました。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2016/08/17
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