「黄金のアフガニスタン−守りぬかれたシルクロードの秘宝−」展
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- 旅行時期:2016/04(約10年前)
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by Ake Bingaさん(女性)
上野・御徒町 クチコミ:160件
エメラルドグリーンのドーム屋根が美しい表慶館は片山東熊設計による明治時代を代表する洋風建築で重要文化財。
特別展の開催がなければ普段は閉められているため、昨年の「インドの仏展」以来、今回の「アフガニスタン展」で久しぶりに入館しました。
ソ連の軍事介入により不安定な国内情勢の中、勇気ある博物館員たちにより守りぬかれた秘宝、ティリヤ・テペの黄金の冠や牡羊像、ペンダントなどが特に美しく、アフガニスタンの豊かな黄金文化の素晴らしさと東洋と西洋の交差する土地ならではの特殊性を知ることができ、見応えがありました。
また、九州国立博物館の学芸員さんが作った「魚装飾付円形盤」のレプリカが良くできていて動かすときれいでユニークな試みの展示だと思いました。
音声ガイドは知識不足の者には参考になる内容で、世界遺産検定1級俳優の鈴木亮平さんの声も聞きやすく、利用して良かったです。
「自らの文化が生き続ける限り、その国は生きながらえる」という言葉の深さを考えさせられる展覧会でした。 6月19日まで。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2016/06/13
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