山口県ご出身の戦没者を祀っています。
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- 旅行時期:2016/04(約10年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
糸満・ひめゆり クチコミ:207件
摩文仁の丘中腹部に位置する防長英霊の塔は、山口県のご出身で沖縄戦戦没者1,043名を御霊を祀る目的で昭和41(1966)年11月6日に建立されました。その後昭和51(1976)年の塔建立10周年を迎えるにあたり、南方諸地域で戦没された23,404名の御霊を合祀し、合わせて24,447名の御霊を祀って現在に至ります。
この防長英霊の塔には、細かな戦地の様子が書かれており、南方諸地域では?本土から補給が途絶え弾薬も尽き悪疫と闘いながら勇戦奮闘されて散華された?と。また沖縄戦では?本土防衛の第一線となり、昭和20年3月25日以降80余日にわたり凄惨苛烈な戦が続けられ、その結果沖縄の大半は焦土と化し、軍人軍属をはじめ一般住民の方々22万名(本県出身者1,043名)が尊い犠牲となられた?との碑文にありました。これは改修されたときに碑文を一部変えられたのだろうとは思います。沖縄戦に於いて沖縄県民の犠牲について記述しているものはないと聞いていたので。
校倉造りを取り入れられたことには、あまり山口県とは結びつかないようにも思えます。しかし塔内にはご遺族の心が託された愛情あふれる郷土の霊石・遺品が納められ、それも含めて一体化している防長英霊の塔には、やはり戦没者をいにしえよりの校倉造りの塔に祀り、そして敬うという気持ちが間違いなく一観光客にも伝わってきました。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 平和祈念公園駐車場より徒歩20分。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 訪れたときはどなたもおられませんでした。
- バリアフリー:
- 4.0
- 参道は地道です。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 校倉造りの慰霊塔は目を惹きます。
クチコミ投稿日:2016/06/12
いいね!:9票
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