生誕300年記念若冲展

5.0
旅行時期：2016/04（約10年前）

by mis7さん（女性）

上野・御徒町クチコミ：3件

会期最初の週末、4月23日の土曜日に行ってきました。
13時頃美術館に到着。
この時点でチケット購入列は5分、入場列は10分待ちでした。
通常チケットは建物内のチケット売り場で販売されていますが、今回は建物外にチケット売り場が設けられていました。
私は前売券を持っていたため、チケット列をスキップし入場列へ。

順路は地下1階→1階→2階となっています。
館内は混み合っていましたが、スペースにゆとりがあるところもあり間近で作品をじっくり観ることができました。
一番混雑していたのは、1階の釈迦三尊像と動植綵絵の展示室。
円形状に作られた展示スペースに、釈迦三尊像を中央にして左右15幅ずつ動植綵絵が展示してあります（右手側が奇数、左手側が偶数の展示番号が振られた作品を展示）。
こちらは順路が決まっておらず右手回り、左手回り好きなように観ることができますが、この時は右手回りで見学されている方が多く釈迦三尊像の右手側にある作品前はとても混雑していました。
私は左手回りで観ましたが、こちらの方がやや混雑が少なく見やすかったように感じました。
動植綵絵は人気がありなかなか最前列で観ることは難しかったのですが、中央に展示してある釈迦三尊像の前は比較的空いておりこちらはじっくりゆっくりと観ることができました。
お釈迦様の衣の模様など全てが詳細に描いてあり、若冲のこだわりが感じられる本当に素晴らしい作品でした。

グッズ売り場もとても混み合っていました。
図録、ポストカード、クリアファイル、トートバッグ、手ぬぐいなどがあり、売り切れとなっているグッズもあるようでした。
特別展に行った際いつもポストカードを購入しますが、今回は種類があまり多くなかったように感じました。
混雑緩和のため動植綵絵はバラ売りではなく6枚組のセット販売×5種類となっており、自分の好きな作品を選んで1枚ずつ購入することはできませんでした。
金額は1セット550円、釈迦三尊像の3枚組は350円でした。
レジも長蛇の列となっていましたが、レジの台数も多く流れはスムーズで待ち時間は思ったよりも短かったです。
グッズ購入後、出口の手前で展示室に戻ることができ、再度見学することができます（再入場は不可）。
帰りは15時頃でしたが、その時点でのチケット購入列は10分、入場列も10分待ちでした。

若冲展の公式Twitterアカウントでは随時、チケット購入と入場の待ち時間がツイートされていますので、そちらをチェックして行かれることをオススメします。
特別展では作品の横に解説が書かれたパネルが設置してあることが多いですが、今回そちらは一切ありませんでした。
作品の詳細を知りながら見学されたい方は、音声ガイドを借りられるのが良いかもしれません。