東京タワー奇譚☆都市伝説に隠された真実
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- 旅行時期:2016/04(約10年前)
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by ウェンディさん(女性)
三田・田町・芝浦 クチコミ:8件
東京のシンボルと言えば…一昔前は、東京タワーがその代名詞。
その東京タワーですが、都市伝説があること知っている方は少ないかもしれません。
現在の東京タワーがある場所。
そこは、その昔は江戸の裏鬼門である増上寺の敷地内でした。
区画整備等のオトナの事情で増上寺はその敷地の多くを手離し、当時墓地であった敷地は関東一円に電波を送る東京タワーへと変わりました。
土地の過去が墓地であったという事から、さまざまな幽霊話があるのは当然のこと。
目撃情報も多くあるようです。
しかし、今回の都市伝説の紹介は幽霊話ではありません。
ちょっとした推理ゲームの様な本当の話の様な…不思議なお話です。
まずは平将門と江戸幕府のお話から。
関東で京に反旗を翻し、挙兵した平将門。将門は不死身とも云われた強靭な肉体を持っていましたが、急所を狙われて即死。その首は京都へと運ばれました。しかし、将門の首は死してもなおパワーを持ち続け、刑場から飛び立ち、関東平野へと落ちたそうです。現在の皇居脇には将門の首塚と呼ばれる塚があります。そして、死してもなお続く将門の怨霊パワーを味方につけたのがその後の江戸幕府。江戸幕府は、将門に縁のある神社を江戸城下に配置し、将門のパワーを江戸を守るための結界としました。
その後、時代が経ち明治政府が台頭するようになり、明治政府は江戸幕府の遺産ともいえる将門のパワーが新政府の邪魔になり、将門の結界を断ち切るために鉄の力を利用した環状鉄道である山手線を作り、怨霊のもつパワーを封じ込め、将門の力は消えたかのように見えました。
そして現代。
明治時代までは陰陽道という不思議なモノが政治にも大きく影響力を及ぼしていましたが、現代の政府・官僚の中には、そんな陰陽道なんて気に掛ける人はいません。
勿論、山手線が作られた理由を考える官僚や大臣なんていなくなってしまいました。
そんな現代の官僚たちが作ったのは、東京タワーとは山手線を挟んで対面にあるスカイツリー。東京タワーに変わる新たな電波の発信基地として東京スカイツリーは作られました。そして、東京の上空から東京タワーとスカイツリーを眺めると、空中には二つの高い塔を結ぶ1本のラインが出来、そのラインは山手線を断ち切るように描かれているのが分かります。つまり、コレは明治政府が怨霊を封じ込めた結界が空中に出来た二つの塔を結ぶラインにより切断され、結界が破られたことを意味するかも…ということです。
スカイツリーが出来上がる直前に関東地方で異変があり、一説では、将門の…とも囁かれているとか。
嘘か真か分からない東京タワーを巡る都市伝説。
なかなか興味深いです。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 芝公園駅から歩きながら行くのが景観もよいのでお勧め
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- 何時だって混んでいます
- 見ごたえ:
- 5.0
- 夜のライトアップも素敵
クチコミ投稿日:2016/04/21
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