能古焼古窯跡 江戸時代の古窯跡
- 4.0
- 旅行時期:2016/03(約10年前)
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by konomiさん(女性)
博多 クチコミ:792件
能古博物館の敷地内にあります。
アクセスマップ
↓
http://nokonoshima-museum.or.jp/access.html
能古焼きは江戸時代、明和~天明年間(1764~1787)の短い間に操業された藩窯。
焚口部と焼成室7室からなる8室構造の連房式登窯。
一番下の焚口部で火を焚いて、熱されると上に登る空気の性質を利用してそれぞれの連房の中の焼き物を焼いていくという登り窯の方式です。
この窯では、有田系の焼き物(磁器)と高取系の焼き物(陶器)の両方を製作したという変わった特徴があります。
一般的に陶器の焼成温度は800度ほどですが、磁器の焼成温度は1200度以上で、かなりの温度。
両方の用途に使用された窯というのは大変珍しいんです。
2006年の西方沖地震の際にいちぶ破損しましたが、補強工事も終わって、青い天蓋で覆われています。
磁器は主に染付を製作していました。
破損した壁から、焼房の中を覗き見ることが出来ます。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 2.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/04/16
いいね!:4票
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