飛鳥の法興寺を前身とする古刹
- 5.0
- 旅行時期:2013/10(約12年前)
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by QUOQさん(非公開)
奈良市 クチコミ:49件
蘇我馬子が飛鳥に建立した法興寺を前身とする歴史あるお寺。現在ならまちと呼ばれるエリアは、ほとんどが元興寺の境内だったというほどの大寺院だったそうです。その後衰退し、境内は市街化、残った境内も極楽坊や小塔院跡がある西大寺系(真言律宗)の元興寺、塔跡がある東大寺系(華厳宗)の元興寺の2つに分かれています。
建物が残っているのは極楽坊があるほうで、極楽堂(本堂)と禅室が国宝に指定されています。「古都奈良の文化財」として世界遺産にも登録。極楽堂と禅室はかなり接近して建っていますが、そのはずで、かつては一続きだった僧坊を鎌倉時代に改築したものとのこと。また、極楽堂西側と禅室南側の一部分には飛鳥時代の瓦が使われているのでぜひ確認を。
法輪館には国宝の五重小塔や重要文化財の聖徳太子像などを安置。元興寺の正門となる東門は東大寺から移築されたもので鎌倉時代の建築、重要文化財に指定されています。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 近鉄奈良駅より徒歩15分。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- そんなに混んでいません。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 極楽坊、禅室など。
クチコミ投稿日:2016/01/31
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