愛校心発揚！

4.0
旅行時期：2016/01（約10年前）

by T04さん（非公開）

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近年、箱根駅伝における母校の成績は今一歩。それでも、たまたま見かけた「駅伝の碑」から、新たな歴史を知ることができました。この地に「駅伝の碑」が建てられた理由が、この「駅伝の碑」に刻まれていました。大正６年、不忍池畔を会場とする「奠都五十年奉祝博覧会」が開かれ、それを記念して京都三条大橋をスタート地点とする日本初の駅伝競技「東京奠都五十年奉祝・東海道駅伝徒歩競走」が開催され、ここ不忍池畔の博覧会場がゴール地点であったからということです。その駅伝の規模は23区間、総距離何と516キロ！その中継地点は「駅伝の碑」の台座部分に刻まれています。それにしても、516キロを３日で走りぬくというのは…。箱根から東京までの箱根駅伝でも２日かけるのに、京都から東京を３日とは…今では信じられない過酷さです。実際に大会に出場したのは東京(関東組：第一高等学校、東京高等師範学校、早稲田大学」と名古屋・京都(関西組：愛知第一中学校)という２チームだったようですが、その学校名に何と自分の出身校、そして所縁のある学校名もありました。「駅伝の碑」を見かけたことで、思いもかけず愛校心などというものが湧き上がりました。ちなみに、スタート地点の京都三条大橋にも、同じ碑が建てられているようでした。