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馬高縄文館

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火焔型土器でいっぱい

  • 4.0
  • 旅行時期:2016/01(約10年前)
khkさん

by khkさん(女性)

長岡・寺泊 クチコミ:2件

長岡駅から車で10分あまりで着きました。
料金は200円。
館内はそんなに広くなく30分もあれば十分見られます。
この日は、お姉さんが説明してくれるとのことでお願いしました。

まずは目玉の重要文化財の土器から、、、

そもそも縄文土器をまともに見たこともなかったので、こんなに綺麗なものが5000年も前に作られたのかと、びっくりしてしまいました。(※もちろん発見された時は欠片の状態なので、丁寧に貼り合わされている状態ではあります。)

火焔型とは、炎のような形からその名がついたそうで、500年の間だけ新潟を中心として見られた形式なのだそう。

形から女性が作ったのではないかと推測されています。ただ、何のために火焔型になったのか、その部分が何をモチーフにしているのかは、未だ謎なのだとか。

鶏のトサカのようですが、当時鶏はいなかったようです。しかも、あんなに派手な文様なのにちゃんと使われた跡があって、土器の内側にはおこげもついているんだそうです。

最近、テレビで12000年も同様の文化が続くのは珍しいと、縄文文化が注目を集めているという番組を見たばかりだったので、見れば見るほど夢中になってしまいました。

持てるかギリギリくらいの大きいのから手や平サイズの小さいのまで壁一面に飾ってあるコーナーがあったり、この日は、特別展示で石器も見ることができました。黒曜石の矢尻やら、石匙やら、、あとネックレス用の玉や、勾玉も。

驚いたのが、当時は女性が巨大なピアスしていたということです。穴の大きさは、直径1センチはゆうにありました。

ただ、その後の歴史上はピアスなんて出てきたことがないので、数千年ぶりに日本の女性は穴を開け始めたということになります。なんだか、大昔の人の方がある意味よっぽど進んでたと思うと不思議な気分になりました。

常設展示に戻って、ムラの説明も受けました。ムラにはお墓やごみ捨て場もあって、そこそこシステマティックに運営されていたようですね。

建物の外には、復元した縦型と丸型の住居が見られましたが、雪が積もっていたので、遠くから眺めるのみでした。

縄文時代のお話をたっぷり聞くことができ、大満足でした。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
家族旅行
アクセス:
3.0
コストパフォーマンス:
4.0
200円なのに、立派な土器をたくさん見られてトクした気分
人混みの少なさ:
5.0
冬ということもありますが、前に人組いただけで、貸切状態でした
展示内容:
4.0
分かりやすく展示されています
バリアフリー:
4.0

クチコミ投稿日:2016/01/19

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