関東大震災と大戦の被災を免れた大正建築・・ 旧安田楠雄邸 (文京区千駄木5)
- 4.0
- 旅行時期:2015/12(約9年前)
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by wiz さん(非公開)
谷根千 クチコミ:3件
水曜・土曜のみ公開しているという ” 旧安田楠雄邸(文京区千駄木5) ” を訪問しました。
旧安田楠雄邸は、平成19年から一般公開を開始。
旧安田楠雄邸は、大正8年に豊島園の創始者である実業家・藤田好三郎氏によってつくられ、大正12年に旧安田財閥の創始者・安田善次郎氏の女婿・善四郎氏が買い取り居住。 平成7年に当主の楠雄氏が亡くなられたあと、幸子夫人が市民団体の助言を得て、平成8年に庭園と建物を公益財団法人日本ナショナルトラストに寄贈したもの。
位置的には、本郷台地上の北側にあり、邸宅部分は、大正8年に建てられ、関東大震災と第二次世界大戦の被災を免れた近代和風建築となっていて、ほぼ改造されることなく創建当時の姿を残しているそうです。 また、かつてはいくつかの銀行の頭取などが居を構えたことから「銀行通り」とも呼ばれた通りに面した場所に建っているそうです。
去年は紅葉の時期に、代官山にある(旧安田楠雄邸と同じ大正8年に建てらた)旧朝倉家住宅を訪問したのですが・・ 紅葉している庭園内を自由に散策できるのは旧朝倉家住宅の方で(紅葉も見事でその点では旧朝倉家住宅の方が)満足度が高かったです。
リーフレットやポストカードでは、お庭から邸宅を写している写真があるのですが、他の季節だとお庭の方にも入れるのかしら・・?
(旧朝倉家住宅の方は、邸宅もお庭も自由散策ですが) 旧安田楠雄邸では、ボランティアガイドさんの丁寧な説明を聞きながらひととおり邸宅を見せてもらいました(入場料500円)。 ボランティアさんは皆感じのよい方々でした。
一般公開日: 毎週水・土曜日
開館時間: 10:30〜16:00(入館は15:00まで)
入館料: 一般 500円
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2015/12/27
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