戦艦大和の生き残りが送り込まれた岬
- 5.0
- 旅行時期:2008/03(約18年前)
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by マローズさん(男性)
宇和島 クチコミ:4件
足摺宇和海国立公園に含まれる由良半島先端の由良岬(正式な読み方は「ゆらのはな」)は、ウバメガシや海崖、痩せ尾根等、景観が優れているが、戦艦大和の生き残りが送り込まれた海軍由良崎防備衛所の施設跡が点在している。横穴式格納型砲台や発電室、迷彩色の兵舎、見張所、聴音所等。中でも敵の艦船や潜水艦を監視していた聴音所の規模が大きい。但し、それらの殆どが終戦時、GHQによって爆破されている。故に現存施設の廃墟感が強い。
その施設群の背後には一等三角点峰・由良山があるが、その東直下から望まれる恐竜の背のような細長い岬の景色は絶景。
尚、旅行ガイド書や登山ガイドブック等では、この防備衛所のことを「海軍要塞」と記しているが、「要塞」は陸軍用語なので、それは誤り。
車道から施設跡までは徒歩で2時間ほどかかるが、漁船等をチャーターすれば、燈台の船着場まで行ける。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- その他
- アクセス:
- 3.5
- 景観:
- 5.0
- 由良山稜線からの展望は、愛媛県一の絶景ではないかと思う
- 人混みの少なさ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/12/14
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