ひとつの岩から削り出してつくるミニ石窟寺院 鹿谷寺(ろくたんじ)
- 3.5
- 旅行時期:2015/10(約10年前)
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by カスピ海さん(非公開)
河南・太子 クチコミ:1件
大阪と奈良の県境にある二上山、大阪側の中腹にミニ石窟寺院があります。(8世紀建造,推定)
もともと大きな岩だったところから、仏塔 と線刻で仏画を描いたミニ石窟(屋根付き石のお堂)を削り出してつくったということです。地面は土や草におおわれているので、一体化している実感はわきません。付近には石切り場の表示もあったので、採石あとに残った岩を再利用したのかなと思いました。
引き算工法の建造物は日本では特殊ですが、このやり方でつくってみた証拠として、これからもずっと存在し続けるのでしょう。
鹿谷寺への標識がある万葉の森の登山口を登ると、ここへ着く手前、右側に、岩とひっついている部分が露出した石柱があります。地面から生えているように見え、おもしろいです。
最寄り駅、近鉄南大阪線上ノ太子または喜志駅からバスで六枚橋、そこから竹内街道というハイキングコースを歩いて山を登りました。途中車道に出て、危険。
車なら万葉の森駐車場に停めれば、登山10分ほどで着きます。タクシーでなら駐車場まで駅から片道2500~3000円。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 1.0
- 構造上、移転ができないので、大阪府だがものすごく不便なところにある。最寄りバス停から徒歩50分。バスは喜志駅発着の方が本数は多い。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 3.0
- さらに岩山を登ると展望台あり
クチコミ投稿日:2015/12/01
いいね!:3票
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