杉木立の中に突然史跡が現れます。
- 5.0
- 旅行時期:2015/10(約10年前)
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by ポポポさん(男性)
萩 クチコミ:2件
世界遺産の史跡です。幕末の長州藩が独力で建造した洋式軍艦「丙辰丸」建造に大板山たたら遺跡の鉄が使用さてたことが確認されています。そのため船を建造した造船所と伴に世界遺産に登録されました。
萩市内から山奥に向けて車を走らせ、山ノ口ダムを通り越すと遺跡に辿りつきます。
大きな杉の木立が乱立する中に忽然と遺跡が出現する様には感動さえ覚えました。
古来のたたら製法が流出しないように山奥の深山と呼ぶべき所に遺跡がありました。
製鉄炉を中心に左右に天秤ふいごを配置して砂鉄を溶かし、日本古来の「たたら」と呼ばれる鉄塊を造り出すのですが、その生産施設が職人の小屋や墓までも残っており、近世の製鉄業を理解する上で貴重な遺跡となっています。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/10/17
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