2015年9月再訪。【要注意】大田實海軍少将の電文に騙されては、いけません。悲惨なのは、大田實海軍少将以下、ここに逃げ隠れた軍人では無く、丸腰で盾にされた国民です。
- 5.0
- 旅行時期:2015/09(約10年前)
-
-
by かめさん(非公開)
糸満・ひめゆり クチコミ:7件
2015年9月再訪。【要注意】大田實海軍少将の電文に騙されては、いけません。悲惨なのは、大田實海軍少将以下、ここに逃げ隠れた軍人では無く、丸腰で盾にされ、殺されたた国民です。
【県民ニ関シテハ 殆ほとんどド 顧かえりミルニ 暇いとまナカリキ 】つまり、守るべき県民を顧みること無く、自分達の盾にして、真っ先に、ここに逃げて隠れた ということです。
【而しかモ若キ婦人ハ率先軍ニ身ヲ捧ゲ 看護婦烹炊ほうすい婦ハモトヨリ 砲弾運ビ 挺身斬 ていしんきり込隊こみたいスラ申出ルモノアリ】
自分達は、真っ先に逃げて、若き婦人をだまして、自分達の盾として、使いました。ということです。
ひめゆり平和祈念資料館には、はっきり書かれていますが、米軍が上陸準備に入った段階で、自分の首と引き替えに無条件降伏すれば、県民は死ぬことは無かったのです。
軍は県民の根こそぎ動員を企てると同時に、学徒隊を編成して生徒たちの戦場動員を強行しました。持久作戦、根こそぎ動員は、12万人余にのぼる沖縄住民の犠牲を生んだのです。
そういう戦争犯罪人が、うまくいけば、見つからずに自分達だけ生き残れると、真っ先に逃げ込んだ壕のあとです。
そういう本質が全く展示・説明されずに、またもや、国民を騙して、戦争犯罪人を美化しようとしている施設です。
仮に、この壕に、県民を避難させ、自分達は、軍人らしく、壕の外で、中の県民を守り抜いたのであれば、少しは、評価されるでしょうが、そんな気は、さらさら無かったのです。
また、本土決戦の為の時間かせぎに必要だったという話もありますが、これも、まやかしです。かせがれた時間は、一体何に使われたのでしょうか。国民の命と財産を守るために使われたのではありません。軍部と政治家が、自分達だけが安全に逃げ隠れるための時間、自分達が不正蓄財した財産を隠蔽するための時間が必要だったのです。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/09/26
いいね!:1票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する