忘れられがちな称名滝
- 5.0
- 旅行時期:2015/07(約10年前)
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by 実結樹さん(女性)
立山黒部 クチコミ:10件
梅雨明けのアルペンルートは凄い混雑なのに、意外に閑散としていたのがここ、日本一の落差を誇る「称名滝」です。
お天気が良ければ室堂⇔美女平までの高原バスも滝の眺望ポイントで停まってくれて遠望することが可能ですが、近くまで行って滝を見ようとする人はあまり居ません。
ツアーで来た場合は大抵アルペンルートとトロッコ列車がセットなので、ここに立ち寄る時間は無くて割愛されてしまうのでしょうね。
ケーブルカーを降りた立山駅前から1時間に1本くらい出ている称名滝行きのバス(片道500円)にもお客さんはまばらでした。
バスの初老の運転手さんは左側席に座って居るお客さんに「陽が当たって暑いですが、右側の席の方が渓谷の景色が綺麗なのでそちらにどうぞ」と親切です。
滝に行くまでの切り立った渓谷の景色も見応えがあります。
バスは滝の手前の駐車場までしか行きません。
そこから緩い坂道を歩くこと約30分。
リュックはバス停にあるコインロッカーに200円で預けましたがこれは正解でした。
下界の照りつけるアスファルト坂道は意外にも体力を消耗します。
帽子だけではなくタオルや日傘は必須アイテム。
行った日(7/21)は通常と比べてどんな水量なのかは分からないのですが、兎に角凄い迫力でした。
国内で出会った滝でこれ以上のものはありません。
観瀑台もあります。近くのお休み処にはトイレもあります。
マイナスイオン120%で、歩いてきた汗もサッと引くようでした。
私の拙い写真ではその迫力を伝えらえないのが残念です。
こんな滝を見てしまうと、今後、他の滝を観た時につい比較してしまいそうで心配になるくらいでした。
称名滝の右側には雪解けの季節にだけ現れるという「ハンノキ滝」もあります。
全く水はありませんでしたが、場所は何となく分かります。
バスを降りてから帰りのバスに乗るまで2時間は余裕をみて時間配分した方がいいですね。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/08/15
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