茅葺屋根の本堂のスケールに圧倒されます。
- 3.5
- 旅行時期:2015/07(約10年前)
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by まいこさん(男性)
常陸太田・東海村 クチコミ:1件
坂東三十三観音霊場の第22番札所です。その名の通り戦国大名佐竹氏と縁が深く、山門や本堂正面には佐竹氏の家紋(扇に月)が装飾されています。巨大な本堂から察すると、最盛期の境内は相当な規模だったと思われますが、明治時代の廃仏毀釈により、山門と本堂を残して当時の様子を伝える建物は残されていません。
今回(2015年7月)訪問した際、ひときわ目に付いたのは、朱塗りの鮮やかな山門と、山門くぐった正面にある、巨大な茅葺屋根の本堂でしたが、どうやらこちらの山門(仁王門)は、東日本大震災の影響で倒壊しかかったものを信徒の寄付により修復されたばかりのものだったそうです。仁王像の修復も含めて2千万円を超える寄付金が集まったことにはただただありがたさを感じてしまいました(寄付金総額の推移はホームページ上で確認できるようになっているなど、透明性にも気が配られており、その点でも好感が持てました)。現在修理中の仁王像が元の仁王門のところに戻された暁には、あらためて参詣してみたいと思うとともに、今度は、本堂の屋根の葺き替えも必要になってきてるんじゃないかなあ、と少し心配になったりもします。その際には、幾ばくかのご寄付をさせてもらおうかなあ、とも思ってみたり。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/07/29
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