昔日の面影伝える「近露王子之跡」
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- 旅行時期:2015/04(約11年前)
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by ガッサンさん(非公開)
紀伊田辺 クチコミ:4件
箸折峠を越え、熊野古道を下って来ると、眼下に小さな集落が見えて来る。
古道歩きの里ちかつゆである。王子の中で創建が最も古いものの一つで、
鎌倉時代末に著された『熊野縁起』には、五体王子に次いで格式の高い
准五体王子の一つに挙げられている。
参詣者はすぐそばを流れる日置川でみそぎをするのが習いで、院政期には
日置川をはさんだ対岸に熊野御幸のための御所が置かれました。後鳥羽上皇
はここでも和歌の会を開いたと伝えられている。
明治時代末には神社合祀で廃社になったため、境内にあった杉の巨木も伐り
払われ、今は自然石に「近露王子之跡」と刻んだ碑が昔日の面影を伝えている。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/07/04
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