国重要文化財山口家住宅

とっても変わった構造

4.0
旅行時期：2015/03（約9年前）

by ぷうりんさん（女性）

佐賀市クチコミ：2件

佐賀の干拓地を車でぶらぶらしているときに偶然に見つけました。ナビに名所旧跡のマークがついていたので立ち寄ってみたのですが、とっても面白い構造をしている家でびっくりしました。国の重要文化財でもありました。

正面から見ただけでは変わった様子は分からず、茅葺の普通の民家なのですが、実は屋根の真ん中がロートのように窪んでいます。模型を上から見ると分かります。

一体どのような必要性があってそんな形状にする必要があったのかと誰しも疑問に思うでしょう。
その理由については３つほどの説が案内板に書かれていましたが、一番しっくり理解できたのが、「家の梁の長さが制限されていた」という説です。中央部分をくぼませることで、梁を２分割して半分の丈にしてみせたという賢い技です。　あとの２説は忘れました ^^;

旅の途中でこのような面白い発見があると、ワクワクしてきます。