美貌に加えて才色も兼ね備えた悲劇のヒロイン絵島
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- 旅行時期:2015/04(約11年前)
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by ガッサンさん(非公開)
辰野・箕輪・高遠 クチコミ:4件
俗に言う、絵島・生島事件とは、将軍生母月光院の名代として 絵島は前将軍家宣の墓参りのため、寛永寺と増上寺を参詣。その帰途に懇意にしていた呉服商の誘いで山村座にて生島の芝居を見る。芝居のあと絵島は生島らと共に茶屋で宴会を開いたが夢中になり大奥の門限に遅れてしまう。絵島は生島との密会を疑われ高遠藩に流された。旗本であった絵島の兄は 武士の礼に則った切腹ではなく斬首。尚、絵島の遊興相手とされた生島は 三宅島へ遠島となった。
絵島・生島事件に色々諸説はあるが、幕府内部で激化した権力闘争に巻き込まれた、との説が根強い。大奥の女中から大年寄にまで上り詰めた絵島(1681~1741)。61歳で生涯を終えるまでの28年間、囲み屋敷に幽閉される。歴史博物館の敷地内に見取り図を元に当時の屋敷が復元され、一般に公開されている。8畳1間と湯殿などがあるだけで朝夕の2食(一汁一菜)のみ、読書や外部との交流も許されず、極めて質素な生活を余儀なくされていたという。周囲を囲む塀の忍返が、その過酷さを物語っている。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
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- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/05/28
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