品川沖に迷い込んだ鯨
- 3.0
- 旅行時期:2015/04(約9年前)
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by amaroさん(男性)
西予・鬼北・松野 クチコミ:1件
あまりにも大都会すぎる首都圏だと、自然の動物が現れると大騒ぎになることがありますよね。江戸の昔もそうなんだ、と思わせるエピソードを現代に伝えているのが、旧東海道の品川宿近くにある鯨塚です。1798年5月、品川沖に迷い込んだ鯨が漁師達によって捕らえられました。話は幕府にも伝わり、将軍徳川家斉が浜御殿(現在の浜離宮)から見るという騒ぎになったそうです。どうやって見たのか分かりませんけどね。まさか巨大ないけす、なーんてことはあり得ないかな。捕まった鯨は長さが16・5メートルもあったそうです。ところで鯨塚がある場所は、品川宿の通りから数十メートルの距離ですが、地元の人に聞くと、当時は海だったんです。品川宿の通りを頂点にゆるやかな坂になっていたのは、そういう理由だったようです。埋め立ての結果、今ではその位置から海はかなり遠いですけどね。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2015/05/22
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