上野とんかつ御三家の老舗
- 3.5
- 旅行時期:2015/05(約11年前)
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by 実結樹さん(女性)
上野・御徒町 クチコミ:3件
一度は行っておきたいと思っていたお店です。
店の扉はまるで「来る気で来ない客は拒絶」みたいな重厚感が漂っています。
客引きに躍起になっているようなお店とは違う威厳が感じられました。
1階のカウンター席に座りたかったのですが2階に案内されました。
迷わず、「カツレツ」の定食をオーダー。
まず、キャベツの千切りの細かさに感動!
機械で切っているのではないと思います。
低温でじっくり揚げているというとんかつの揚げ色は淡泊。
一口大に既に包丁が入っています。
右脇に何故かポテトフライが1個だけ添えられています。
美味しかった白菜とキュウリと沢庵の漬物は多分自家製だと思います。
厚さ1.5?以上あるロース肉は脂身が感じられないのに柔らかく、しかもジューシーです。
但し、白いお皿に盛られたとんかつの下の方は何だか水っぽいように感じられたのは、油切れがあまいせいではないかと思いました。
とんかつソースは自家製との事ですが、ケチャップはハインツの既製品が置かれていました。
ケチャップを掛けるというのはあまり聞かない食べ方ですが、意外と程よく馴染みましたね。
会計の時に少しだけ厨房を覗いたのですが、賄い用のお肉が見えました。
「このお肉を使っているんですね?」と訊くと、「お客様には脂身は除いた赤身しか使わず、脂身は揚げ油のラードに回します。」とのお話を伺いました。
私は家庭でとんかつを揚げる時にラードは使いません。
パン粉も極力細かくしてなるべく油の吸収が少ないようにカラッと揚げるようにしています。
でも、だからこそ、普段食べる事のない「職人の技」をたまには頂けて良かったのですが・・・ウ〜ン?
とんかつ単品で2700円、ご飯と赤出汁と漬物をプラスして3千円以上は、日常的にランチで食べられるコスパではないかと思います。
一度体験すれば満足の範疇です。
おまけですが、
トイレは和式でトイレットペーパーではない昔ながらの「ちり紙」が重ねられていました。
久し振りに見る懐かしい物で、いったい今時何処でこんなものを売っているのか不思議に思えました。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 一人当たり予算:
- 4,000円未満
- 利用形態:
- ランチ
- アクセス:
- 3.5
- 御徒町駅から直ぐです
- コストパフォーマンス:
- 2.5
- サービス:
- 3.5
- 雰囲気:
- 3.0
- 料理・味:
- 3.5
- 観光客向け度:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/05/20
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