太田道灌に敗れ入水した石神井城主豊島泰経の塚
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- 旅行時期:2015/02(約11年前)
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by かつのすけさん(男性)
練馬 クチコミ:37件
石神井公園三宝寺池側の北側、松の風文化公園(旧日銀グランド)との間の歩道沿いにひっそりと佇む塚です。塚と言っても土が盛ってあるわけでもなく、木の傍に墓石があるだけで、気を付けていないと通り過ぎてしまうようなものです。
文明9年(1477年)石神井城が上杉氏の軍将太田道灌との戦いに敗れ落城したときに、城主豊島太郎泰経は黄金の鞍を着けた愛馬に乗り三宝寺池に沈んだという伝説があり、この塚は縁者が徳を偲んで築いたものと言われているそうです。今でもこの塚のある辺りから池底を眺めると、金の鞍が見えるとも言われているようです。塚の石碑には「文明九年十月六日落城討死 古墳殿塚石神井城主従五位上左衛尉豊嶋太郎泰経之塚」と刻まれています。
この塚の西側30mほどの所には泰経の後を追って三宝寺池に入水したといわれる泰経の二女照姫を偲んで造られた姫塚があります。
- 施設の満足度
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3.0
クチコミ投稿日:2015/03/01
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