間違いなく大物の古墳があります
- 4.0
- 旅行時期:2015/01(約11年前)
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by norisaさん(非公開)
西都・川南 クチコミ:2件
西原古墳群は宮崎県の中央東側にあります。
ここには前方後円墳31基、円墳279基、方墳1基、地下式横穴墓11基、横穴墓12基もの多くの古墳が集まっている全国的にも非常にまれな古墳群です。
西都原古墳群中央部には男狭穂(おさほ)塚と女狭穂(めさほ)塚の2基の巨大古墳がその偉容を誇っています。
西都原古墳群の中で最大のものは、ニニギノミコトの御陵といわれている全長219mの巨大な帆立貝形古墳である男狭穂塚(おさほづか)と、そののお妃である木花開耶姫(コノハナノサクヤヒメ)の墓と言われる、同じく前方後円墳、女狭穂塚(めさほづか:全長174m)です。
男狭穂塚が、五世紀頃、諸県地方を治めていた牛諸君牛諸井(牛諸井)(モロカタノキミウシモロイ)、女狭穂塚が、その牛諸君牛諸井(牛諸井)の娘であり、16代 仁徳天皇(313年~400年)の妃であった絶世の美女と伝えられる髪長姫(かみながひめ)という説もあります。
現在この二つの古墳は「陵墓参考地」に指定され、宮内庁の管轄下に置かれており一般人が立ち入ることはできないわけです。
ちなみにこの陵墓参考地というのが曲者で、大学や研究施設の研究者の自由な発掘や解析を妨げています。
宮内庁がかたくなな態度をとる理由は諸説ありますが、基本的には天皇家の血筋をむやみにひもとかせないようにしているようです。
そう、日本の唯一の支配階級である皇族の歴史を軽々しく論じる事態は避けたいようです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2015/02/11
いいね!:19票
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