時間を忘れる動物とのふれあい

4.0
旅行時期：2013/05（約13年前）

阿蘇クチコミ：1件

単に檻に入れられた動物を漫然と見て回る動物園はつまらない。

けれども、ここカドリードミニオンはあらゆる動物と交流の機会を与えてくれるのがうれしい。

鳥好きの私は、コンゴウインコと直接触れ合うことができたし、妻はクマの赤ちゃんを抱いたり、犬と交流したり、なかなか普通では体験できない機会を与えてもらった。

一番興奮したのがクマへのエサやり。

最初は安いエサを買ってクマの方へ投げてみたのだけど、見向きもされない(笑)。
そこでニワトリを一羽丸ごと投げてみた。（ニワトリは羽毛、頭部、足の爪を除去しており、あまり気持ち悪さは感じない。）するとクマのみなさん、ニワトリを見るなりこちらの方に手を振ったり、万歳ポーズをとったり、必死でおねだりを始める。彼らにとってニワトリはよほど美味しいものなのだろう。

いざニワトリをクマの群れに投げ入れると、あっという間にニワトリは欠片すら消えてしまう。私は年甲斐もなく興奮し、何羽もニワトリを購入し、クマたちとある種の「交流」が実現した。

ただ、ここの動物たち、お客さんへの接待で、ちょっと過労気味の個体もいたのが心配です。

それでも、私は阿蘇山より興奮したかな。