毛利家に忠義を貫いた信念の永大家老、益田家の物見矢倉は一見の価値あり
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- 旅行時期:2014/04(約12年前)
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by 風待人さん(男性)
萩 クチコミ:217件
旧繁沢家長屋門の真向かい萩藩の家老だった益田家の物見矢倉、旧益田家物見矢倉があります。
天井が高く見張り台も兼ねていたので物見矢倉と呼ばれていたとのことです。
外部から萩城下への入り口の一つである北の総門からほど近い位置にあることから北の総門の見張りの役目も果たしていたようです。
こちらの当主、益田親施は禁門の変の責任を取って切腹の沙汰を受けた人物。
現代は政治家が不祥事を起こしてもほとぼりが覚めるまで代表を退いたり、辞職したりする程度で次の選挙ではまた要職に返り咲く図式が成り立っていて情けない話ですね。
益田氏ならずとも、長州藩の幕末の志士や要人は志半ばで戦死したり切腹したり、自刃したりと自分の責任や果ては藩や他人の責任を取って死んでいった。
そして、今尚その名前とかつて住んでいた住居跡だけが当時を今に伝えています。
建物は萩博物館から歩いて行ける距離にあり、北の総門からも近い距離にあります。
白壁、夏みかんとともに見ておいて損は無いと思いますよ。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 萩博物館の駐車場から徒歩3分位です。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- ほとんど人混みはありません。
- 見ごたえ:
- 4.0
- 江戸時代の往時が偲ばれる歴史遺産です。
クチコミ投稿日:2014/12/18
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