その昔、萩を離れる誰もが郷愁の念に駆られた涙松を見てきました
- 3.0
- 旅行時期:2014/08(約11年前)
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by 風待人さん(男性)
萩 クチコミ:217件
吉田松陰が処刑されるために江戸へ向かう人生最後の旅、そして二度と帰れぬ故郷萩への万感の思いを込めてここ涙松と呼ばれる場所で詠んだ一首「かえらじと思いさだめし旅なれば、一入(ひとしお)ぬるる涙松かな」
この地は萩から周防三田尻を結ぶ萩往還の道すがら萩城下を拝める最後の場所。昔は旅は安全なものではなくもう二度と故郷に戻れないかもしれない旅。
松蔭の旅は生きて二度と故郷には帰れない旅でした。
今は石碑とやや背丈の低い松が何本か植えられています。
残念ながら高い建物が増えた昨今では萩城下を見渡すほどの景観は得られません。
涙松に行くには県道32号線(旧萩有料道路)を明木方面へ行き梅林公園横の小路を登ると工務店の作業場に行き着きます。
その突き当りを左方向に折れてやや下った場所に涙松はあります。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 梅林公園から徒歩で10分位ですが旧道にあるため分かり難いです。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- ほとんど人通りはなく、いつも閑散としています。
- 見ごたえ:
- 3.0
- 吉田松陰の気持ちになって感情移入が出来る場所です。
クチコミ投稿日:2014/12/17
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