多賀大社絵馬通りを歩く

5.0
旅行時期：2011/03（約15年前）

by Dr.Poohさん（男性）

湖東三山・多賀・東近江クチコミ：2件

多賀大社は、古くから「お多賀さん」の名で親しまれる滋賀県第一の大社です。
「お伊勢さんに行くなら、お多賀さんに行け」
この地の慣わしです。
鎌倉から江戸時代にかけては、武家や民衆の信仰を受、甲斐の武田信玄、太閤秀吉なども寄進したこともある歴史の大社です。雄大な、拝殿と本殿は翼を広げたような姿が素晴らしいです。

絵馬通りは、近江鉄道多賀大社前から多賀大社まで、人々を導いてくれる参道です。
古い家々が通りを挟んで建ち並んでおり、伝統を感じられる街並です。
通りの名前となっている絵馬には、「笑門」と書かれており、舟方の注連縄に結び付けられています。「笑う門には福来り」でしょうか。
この絵馬も歴史のある建物の玄関に似合います。
のんびりと、多賀大社に向かうこの絵馬通りでは、時が緩やかに感じられます。

お多賀さんへ行かれたら、是非とも糸切餅をお土産に。
糸切餅、お餅よりもやわらかく、やさしい牛皮のような食感でありながら、ふんわりした何とも言えない口当たりです。美味しい！
何でも、この食感は、米粉100％を搗き上げてつくっているからだそうです。
賞味期限も翌日まで。賞味期限が短いのは、作りたてのその独特な食感と美味しさを失いたくはないという想いからだそうです。
「名物にうまいものなし」
誰がこんなことを言ったのでしょうか。。。
久しぶりに美味しい名物の和菓子に出会えました。＾＾ｖ

多賀大社のお参りはいかがでしょうか。