萬行寺 遊女名月の墓がある
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- 旅行時期:2014/10(約11年前)
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by konomiさん(女性)
博多 クチコミ:792件
1529年(享禄2年)に開山。国体通り沿いにあり、櫛田神社・川端商店街・キャナルシティの近く。日中は自由に本堂に上がりお参りができるそうですが、私が行ったときには入れませんでした。
本堂の鬼瓦は正面に向かって左側が女性、右側が男性なのだそうですよ。
ここには名月という22歳で亡くなった美貌で信心深かった遊女の墓があります。
本名はお秋と言う武家の娘で、備中に住んでいましたが、許婚の金吾が仇討をするため九州にやってきたのを追って筑紫にやってきました。
金吾は姪浜で見事仇を討ち果たしますが、自身も深手を負ってなくなります。
嘆き悲しんだお秋は身投げしますが、助けられ、遊郭に売り飛ばされました。
萬行寺はそんな名月が毎日足を運び、熱心に信仰したお寺です。
天正六年(1578年)に名月が亡くなると、四十九日にその墓から白い蓮の花が茎を伸ばし咲いていたそうです。墓を掘りあらためたところ、明月の亡骸は今なお生きているようで、微かに微笑むその口から茎が伸びでていました。
お寺に入って右側に、その名月のお墓があります。
お寺の猫さんが、その前でくつろいでいたのが印象的でした。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/10/26
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