隣接の毛馬第一閘門ともども見学をお勧めします

4.5
旅行時期：2014/04（約12年前）

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　かつて淀川は、度々洪水により大きな被害を受けていた。
　このため、１８９６ (明治２９) 年に淀川改良工事が着工された。
　その一環として、この毛馬洗堰は、旧淀川 (大川) に流す水量調整や土砂堆積防止を目的に、１９０４ (明治３７) 年に着工し約５年の歳月を掛けて完成した。
　その後、ゲートの電動化や自動制御化などを経て、１９７４年 (昭和４９) に現在の毛馬水門が完成したことを受け、６５年間の役割を終えた。
　この洗堰は、当初１０門の水通しがあったが、現在は３門が残され、隣接の毛馬第一閘門とともに、当時の姿を見ることが出来ます。
　そして、この毛馬洗堰や隣接の毛馬第一閘門を含む淀川旧分流施設は、２００８ (平成２０) 年に国の重要文化財に指定されています。
　これらは、現在淀川河川公園の一施設として整備保存され、内部にまで自由に入れるので、ぜひ見学することをお勧めします。