皇居の周辺は自然に親しめ、市民ランナーも大勢走り、歴史的建物もあり見どころ満載

4.5
旅行時期：2014/09（約11年前）

丸の内・大手町・八重洲クチコミ：8件

天皇陛下と皇族のお住まいになっている皇居は、まさに都心の真ん中にあって、歴史と自然の宝庫ですね。皇居については皆さんもご存知のことと思いますが、江戸時代の徳川家の本丸「江戸城」から明治維新を経て現在に至っています。
都心の真ん中にありながら、当然のこと、皇室の方と一部の関係者しか立ち入れない場所ですので、自然がそのまま残っています。毎年皇居内では天皇陛下自ら田植えをなさっているそうですね。とある学者がいうには、東京は毎年ヒートアイランド化しつつあるが、その中で、皇居の自然はそれを食い止めるためにも重要な役割を担っているそうです。
皇居の広さは約1.4平方キロメートルです。ピントこないかもしれません、東京ディズニーランドとディズニーシィーを足した面積より広い面積ですから、その大きさが想像できますね。皇居の周りには幾つかの門があります。正面玄関にあたる「大手門」、そこから時計まわりに、「拮抗門」、警視庁前の「桜田門」、右に回って「半蔵門」、最古の「田安門」、大奥の通用門でもあった「平川門」ですね。これらの門を巡って一周すると、約５Ｋｍになります。皇居の周りの道は信号がないことから散策をするにはちょうど良い距離です。また、市民ランナーが昼休みなどを利用して、ジョギングをしていますね。皇居の市民ランナーからマラソンランナーになられたのが、谷川真理さんですね。現在は市民ランナー相手の貸しロツカー屋さんなどがありまして、シャワーもあります、この付近にお勤めの方は、運動不足の解消によろしいのではないでしょうか。
皇居のまわりには、北の丸公園、千鳥ガ淵公園がありまして、桜の咲く場所として知られています、花見のシーズンは見物する人達で賑わっていますね。東京の開花は皇居の近くの靖国神社の桜の花が開花したかで判断するそうですね。こちらの靖国神社も花見の名所ですね。
皇居の周りの著名な建物としては、さきほど申し上げた「靖国神社」、「日本武道館」、「科学技術館」、「東京国立近代美術館」、「国立公文館」など、ライブや芸術の面でも楽しめる場所ですね。
皇居の周りの堀は、水の出入りがありません。それだけに藻が繁殖したりしますので、定期的に宮内庁のほうで藻の処理をしていますね。また、堀には水鳥なども戯れていまして皇居をバックにビューポイントとなっていますね。皇居の東側の内堀通りは、日曜日は道路を閉鎖して、サイクリングロードになります。雨天は行われませんが、都心の幹線道路でサイクリングを楽しめます。レンタルサイクルもありますので、しばし都心でのサイクリングも楽しいですね。
皇居は皇室のお住まいになっている地ですが、その周辺には色々と楽しめる場所のある地域でもあります。