楽しい国立文楽劇場の利用方法
- 4.5
- 旅行時期:2014/08(約10年前)
-
by 茗荷好きさん(女性)
ミナミ(難波・天王寺) クチコミ:1件
東京では、日曜日にちょっーと思い立って、ちょっくら文楽見てこようなあんて思ったって、そんな夢は儚い夢なわけで。つまり、土・日はほぼ満席ソールドアウトっす(平日は大丈夫なことも多いとは思う。また土日も、1部も2部も両方ってことではなくてどっちかはは空いてたり、ネット情報では満席でも結局窓口に行くと入れることは多いけど)。何十年も前にやってた当日臨時席みたいのも今はないし、大阪みたいに一幕見席ってのもないし。
ということで、定例の京都観光や大阪出張の<ついでに>なんてことが可能な国立文楽劇場ってのは本当にありがたいし、このまま、ゆったり休みながら文楽楽しめる聖地を荒らされたくもないのだけれどもね。<芸人(いまとなっては語感以上にハイソ)>ってのは、いろんなファンがいてこそ(いちげんさん含む)育つとも言えるなぁとしみじみ思って。以下最強を自認するミーハーファン情報です。
***
夏休み公演やら社会人のための~以外は、午前11時からの1部と、午後4時ぐらいからの2部で構成。日を改めてどっちか見るのが普通なのかもしれないけど、個人的には文楽見に行くために大阪行くんだから、一度に両方見てることが多い。
さて、そこでの最重要問題が食事だす。
公演が始まるちょっと前ぐらいには劇場ホームページに「タイムテーブル」が発表されるので、どの幕間でごはんを食べるべきかの計画を練ることができる。また、ホワイエの一番手前の入り口のところに当日掲示がでるのできちんと確認すること。ここには、休演情報も掲示される。手元のパンフレットを事前に手書き修正するのだ。(ついでに、その先のホワイエ真ん中の入り口付近には、近々の大夫・三味線・人形の皆様の褒賞情報などがあったりするので、ちゃんとチェックする。)
長い休憩は20~25分あるがそれしかないので、劇場の売店のお弁当にする場合(柿の葉寿司あり!!!)や、おのぼりさん気分で食堂を使う場合はきっぱり事前に心を決めておくべき。この場合躊躇している時間はない。だってその後トイレにも並ぶ必要があるでしょ?
特に、弁当を食する場合、ホワイエの席は争奪戦である。和服着てても早足で席取りが必要である。でもま、心配しないで。お弁当だったら自席ででも食べてても許してもらえるから。
ただ、どっちにしろ映画を見るなんてよりはよっぽどの長丁場観劇なので、休憩時間に自席を外すってのも重要なのよ。売店のコーヒー以外にもね。
ということで、こだわる人は事前にデパ地下豪華弁当やコンビニ節約弁当を用意すること。ゆっくり売店の弁当を選びたい人は、開演前にきちんと選んだり購入しておくことをお勧めする。ただねぇ、朝の11時から観劇するのに、難波のデパ地下でゆっくり弁当選んでる時間もあんまりないんだよねぇ。ちょっとせっつかれる感じだねぇ。
***
次に、1部2部一日で一挙両得強行軍俺は若いのよ系の方。
1日劇場で過ごすのだから、腹を決めて、昼ごはんも夜ごはんも手持ち弁当ってのもOKだけど、1部と2部の間にもぜひ、気分転換を図って、観劇にきちんと完璧な状態で臨みたい。
が、なんてったって時間がないのよー。普通は1階の抹茶で文字通りお茶を濁す。これももまた風情があってOKだけど、毎回ってわけにもいかない。せっかくなので40分しかなくても近場を散策する。
一番のおすすめはもちろん黒門市場。
劇場前の道路の横断歩道を渡ればすぐ。ただ時間がないからね。数々の食堂に入るにはちょっと余裕がない。2-3件ある豆乳売りで残ってたら豆乳を飲んで、お惣菜の数々からピンときたものは夜ごはん用に買い込む。店に入る時間はないのが本当に残念だね。
個人的なおすすめは、黒門市場の中にあるスーパーマーケット2店舗の惣菜コーナー。どっちも、そこはかとなく関西系の惣菜が選べて、ちょー楽しい。いつも食べることのないお惣菜や甘いものをこのときとばかりに買い込む。で、それを、2部の休憩時間に自席で食べる。おにぎり一つとっても関東にはない超大型俵型だったりして楽しめたものだけど、なんか最近見かけてなくて残念。さすがにフグのおつくりは買い込んだことはないけれども、そんなこともいつかやってみたいよねぇ。てか、劇場内で屋台出してほしいと常々思ってるんだけどねぇ。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2014/08/05
いいね!:2票