びっくりするようなエピソード
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- 旅行時期:2014/06(約12年前)
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by amaroさん(男性)
広島市 クチコミ:66件
広島市の平和公園南側の緑地に、原爆投下約1か月後、広島入りし被爆者の治療にあたったスイスの医師、マルセル・ジュノーの顕彰碑がありました。1979年の建立ですが、今まで気づきませんでした。案外、そういうものなのかしら。ジュノーは赤十字国際委員会の駐日主席代表として終戦前の1945年8月9日に来日。広島の惨状を知り、マッカーサーに掛け合い、15トンの医薬品を岩国に空輸し、トラックで広島に運び、救護活動に当たりました。翌年には原爆の非人道性についてアピールを出しました。中立国スイスの人だとはいえ、世界の嫌われ者だった日本に入り、航空機で医薬品を運ぶなど、世の中にはすごい人物がいるものだと、びっくりします。広島の人たちから尊敬される気持ちはすごく分かるエピソードの持ち主です。しかしあの状況下の医薬品15トンなんて、今で言えばその10倍以上の価値もありそうだし、C130輸送機を何機も使うようなものすごい空輸作戦に匹敵しそう。やっぱすっげー。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2014/07/18
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