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中山道守山宿

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京、浪速、江戸の盛り場も物の数ならず

  • 3.5
  • 旅行時期:2014/06(約12年前)
モッサンさん

by モッサンさん(男性)

守山 クチコミ:6件

中山道は69次あり、守山宿は江戸から見ると67次目の宿だが、68,69次目(草津・大津宿)は東海道とかぶっているので中山道専用宿としては最後にあたる。当時の守山宿は東下り一番宿「京立ち守山泊まり」として多くの旅人に知られた存在だったというが、一日で京都の三条から守山まで歩いたという昔の人の健脚ぶりには恐れ入る。守山宿は現在の滋賀県守山市の旧市街部にあたり、本陣があったとされる天満宮周辺には、東門院(比叡山の東門として建立、朝鮮通信使の上位使者の定宿場所)、甲屋跡(謡曲「望月」の舞台となった元旅館)、道標(1744年建立の市指定文化財)、土橋(歌川広重が木曽69次の内、守山の風景図として描く)等々の歴史的文化遺産が残っている。守山宿は信長・秀吉の時代から宿と商いを保護されていたようだが、江戸時代には自由市として繁栄し、夏冬2回の大市の賑わいは「京、浪速、江戸の盛り場も物の数ならず」と語られたという(現在でもこの大市は守山祭りとして引き継がれている)。しかし現在の街道筋を見る限り、とても往時の賑わいを想像するのは難しい。因みに現在の守山市は総人口約8万人、住みよさランキング(東洋経済)上位常連であり、のどかな田園都市を標榜している。

施設の満足度

3.5

利用した際の同行者:
カップル・夫婦(シニア)
アクセス:
4.0
人混みの少なさ:
4.0
見ごたえ:
3.5

クチコミ投稿日:2014/06/29

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