屋根の上の太鼓楼の姿が印象的な洋風建築
- 4.0
- 旅行時期:2014/05(約12年前)
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by モッサンさん(男性)
近江八幡・安土 クチコミ:7件
八幡堀界隈にあって旧城下町の中心に位置し、屋根の上に設けられた太鼓楼が目立つ洋風の建物である。この建物は、費用の殆どが地元の商人や住民による寄付によって賄われ明治10年(1877年)に建てられた学校だった。学校としての機能は生徒数の増加により15年ほどで、その後役所等として使われたものの昭和後半期には老朽化のため空き家となっていたのを、1994年に近江八幡市の手により解体修理がおこなわれるとともに創建時の姿に復元されたものである(1998年には国登録有形文化財に指定)。この洋風の建物を見た時にてっきり近江八幡に在住した建築家ヴォーリズの手によるものかと思ったが、この建物は擬洋風建築と呼ばれ、明治の初めに行われた西洋建築を日本の建築技術によって造られたものなのだそうだ。因みの同館を印象深いものにしている屋根の上の太鼓楼も本来、鐘楼を真似て作られたものらしく洋風の鐘が無いことから替わりに太鼓が用いられたという。同館の一階は現在、観光案内所となっており、観光情報の提供や土産や特産品等の展示、販売等も行われており、是非立ち寄って見られることをお勧めする。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.5
- 創建当時の姿に復元、国登録有形文化財
クチコミ投稿日:2014/06/22
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