お勧めは、有名な天井画雲竜図よりも【釈迦苦行像】、【樹齢1300年の古木】、室町時代に作られた【地蔵菩薩像】

4.0
旅行時期：2014/06（約12年前）

鎌倉クチコミ：18件

2014年6月の情報です。
鎌倉で、紫陽花を見るついでに建長寺に立ち寄りました。
ついでに寄ったつもりが思いの外、見どころがあり、紫陽花の時期でも空いているので、ゆっくりと鎌倉のお寺や新緑を味わいたい方にはお勧めです。

鎌倉五山第一位の禅寺である建長寺には有名な天井画雲竜図もありますが、お勧めは法堂の釈迦苦行像。
極限の苦行をしている釈迦様の荒行の姿を現していますが、お釈迦様のお顔はとても穏やか。
一見の価値があります。

そして境内の古木も見事。
西暦700年代に植えらえたとされる古木は、その幹や樹皮をねじらせ、堂々たる姿を見せてくれます。

また、建長寺の本尊である地蔵菩薩像は室町時代の作。
優しいお顔と眼差しの菩薩様のお顔は、見ているこちらまでが穏やかな気持ちになります。

また、体力がある方にお勧めなのが、伽藍の更に奥にある半坊僧の展望台。
由比ヶ浜が一望できる展望台（半坊僧展望台から更に5分登る）から見える景色は、初夏の頃ならば緑の世界が広がります。

6月は境内には様々な種類の紫陽花も咲き、季節の花も楽しめます。