市川團十郎が大きくしたお寺
- 4.0
- 旅行時期:2014/03(約12年前)
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by マイカー倶楽部さん(男性)
成田 クチコミ:1件
真言宗智山派の大本山の一つであるお寺。
その歴史は以外と浅く、940年開山とされていますが、戦国期の混乱の中で荒廃し、江戸時代までは寂れ寺となっていたそうです。
お寺が栄えたのは、歌舞伎役者の市川團十郎が成田不動に帰依して「成田屋」の屋号を名乗り、不動明王が登場する芝居を打ったことなどもあいまって、成田不動は庶民の信仰を集め、成田参詣が盛んとなる要因だったとのこと。
市川団十郎はお寺にとっての大恩人なんですね。
境内は広大で、新旧入り交じった建造物が目を楽しませてくれる。
特に仁王門、三重塔、釈迦堂、額堂、光明堂の5棟が国の重要文化財に指定されていて、江戸時代中期から後期の建築様式を見ることが出来る。
特に微笑ましかったのが、本堂裏手にある光明堂(旧旧本堂)にお参りする若い女性の姿です。光明堂は愛染明王を祭っており「恋愛成就」のお堂とのこと。
クライマックスは御護摩祈祷です。
平日は5回、土日は8回(多く行う時期があります)行われ、誰でも本堂で一緒にお祈りすることが出来ます。
20名程の僧侶が奏でるお経のハーモニーは、願い事と併せて参拝者の心をも極楽浄土に導いてくれる心持ちになります。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/06/10
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