心の落着かせられる石畳の通りと美しい槇垣と屋敷の連なり。
- 4.0
- 旅行時期:2014/04(約11年前)
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by モッサンさん(男性)
松阪 クチコミ:5件
この武家屋敷は、幕末の1863年に松坂城の警備を任務とする紀州藩士とその家族の住居として松坂城の三の丸に建てられたものであり、武家屋敷が長大な長屋状になっているのは珍しく国指定重要文化財となっている。築150年を超える老朽建築物であるが、東棟10戸、西棟9戸が並び残っていて、現在も子孫の手によって維持管理が行われており、19戸のうち12戸が借家として貸し出され、現役の住宅として人が住んでいるということに驚かされる。内、西棟北端の1戸は松阪市が借用し内部を創建当時に復元し一般公開されているので見逃さぬよう注意。なお、武家屋敷の通りの石畳は通りの両脇に巡らされたい槇垣とよくマッチし美しい景観を生み出しているが、一般公開に先立って1989年に景観整備の一環として石畳化工事が行われたものである。この美しい通りを見た時、規模・屋敷の造りは異なるものの鹿児島の知覧武家屋敷の雰囲気を思い出させられた。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- 松阪駅から徒歩15分、バスもあり。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/05/03
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