どこか懐かしいような味と雰囲気

3.5
旅行時期：2014/04（約12年前）

by きちさん（非公開）

美ら海・本部・今帰仁クチコミ：2件

某ガイドブックで「本部は沖縄そばの名店が集合しており、沖縄そばロードと呼ばれている」とあり、その中の一軒として紹介されていました。こってり系、という区分です。

レンタカーで名護のほうから向かったところ、急にこじんまりした街なかに入り、どこで道を曲がればよいのかわからず数回ぐるぐるしてしまいました。きしもと食堂本店の行列のはす向かいにようやく発見。さわのや、という駐車場が見つからず駐車場探しでまたぐるぐる。お店の玄関の斜め前(正面ではありません）の駐車場に「茶話乃屋」と書かれたゾーンを発見し、ようやく停めることができました。

外観、内装はなんだか昭和の香りがぷんぷんします。テレビも新聞も雑誌もあって、どうぞ長時間くつろいでくださいという感じ。すいているし、お店の人は近所のかたとの会話に興じていてちょっとそっけないですが、これはこれで和みます。

二人でそれぞれ、ソーキ、三枚肉トッピングのそばを注文し、食べ比べました。麺は太めで歯ごたえあり。三枚肉はなかなかのボリュームで、ちょっと固め。ソーキはけっこう軟骨が大きいワイルド系で、食べ応えがあります。こってり、という表現はスープにかかるのかと思っていましたが、脂が多いとかそういうことではないようです。若干カツオの血合いの匂いがしますが、臭みというほどではありません。案外さらっと一杯完食しました。

きしもと食堂と比べてしまうと、ちょっと素人くさいというか、適当なバランスの上になりたっている味のような気がしましたが、美味しくいただきました。