ムシ信仰って…【龍眼寺】☆2月下旬の見所は河津桜とスカイツリーのコラボ
- 3.5
- 旅行時期:2014/02(約12年前)
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by ウェンディさん(女性)
亀戸 クチコミ:4件
亀戸にある龍眼寺は、東京がお江戸と呼ばれていた頃には萩が生い茂る風流な寺として有名だったが、今は、その萩も庭の中に少しだけ残すのみ。
亀戸七福神の布袋様を祀る萩寺・龍眼寺の2月下旬の見所は濃いピンクの花を咲かせる河津桜とスカイツリーのコラボ。
本堂へと登る石段の途中からその光景を見ることができるが、スカイツリーの横に高層マンションがそびえているのが景観としては少し残念なところ。
そして、境内にある“庚申信仰”を表す彫り物がある。
“庚申信仰”とは人間の体内に巣喰うムシの話だが、悪さをする寄生虫の話ではない。
人間の体内には三尸(さんし)というムシが住んでいて、60日ごとに訪れる庚申の夜に人間の悪さを天帝に告げ口をしに行く。天帝は三尸(さんし)からの報告をもとにし人の寿命を決めるという。
平安~江戸時代にかけて、人々は庚申の夜を恐れ、ムシが体内から出る隙を与えない様に、その晩は寝ずに過ごした…というのが“庚申信仰”。
七福神めぐりで立ち寄った龍眼寺、ムシの話が一番印象的だった。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 4.0
- スカイツリーからも歩いて15分強
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 2月下旬、参拝者は少ない。
- 見ごたえ:
- 3.0
- ピンクの河津桜とスカイツリーのコラボは、なかなか。
クチコミ投稿日:2014/03/15
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