知識がないとちょっと変わったハスの花ぐらいにしか見えないのも残念
- 4.0
- 旅行時期:2013/08(約12年前)
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by モッサンさん(男性)
守山 クチコミ:6件
この公園は、妙蓮資料館(妙蓮の歴史に関する古文書など)、茶室、瑞蓮池からなる。近江妙蓮はこの瑞蓮池に7月中旬~8月上旬ぐらいまで咲くが、210平方メートルの広さでしかない。近江妙蓮はインド原産のハスの突然変異種とされ、慈覚大師円仁(遣唐使)が唐から持ち帰ったものがこの守山の地で600年余り受け継がれてきたという歴史的なゆかりがある。この妙蓮と同じものは金沢(加賀妙蓮)、府中(武蔵野妙蓮)にもあるがいずれもこの近江妙蓮のものが移植されたものであり、明治29年に近江妙蓮が枯れ絶えた際、かの古代ハスで有名な大賀博士の尽力で加賀妙蓮を里帰りさせ復活させた経緯があるとのこと。見ないことには花のイメージは伝わりにくいが、世界的にも珍しい特殊なハスと言われるだけに一つの茎に多くの花をつける様は一見の価値がある。なお、近江妙蓮は守山市の市花であり、市章もなんとなくハスの花に似ている所も面白い。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
- 日本では限られた地域でしか見れない貴重種
クチコミ投稿日:2013/12/24
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