ビルの谷間に囲まれた小さな空間は、安らぎの場所
- 4.0
- 旅行時期:2013/03(約11年前)
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by クッキーさん(女性)
四ツ谷 クチコミ:7件
「荒木町・石だたみの会」の活動の賜物である坂道と階段を求めて彷徨ううちに、桜の木々に囲まれた、ビルと崖の間にあるちょっとした場所に出くわしました。何本かの赤い幟が立つ策の池です。
現在残っている池は、明治時代の地図で北側の大きい池が西にすこし出っ張っているところの先端のところだそうです。
荒木町のほぼ全域は江戸時代、美濃高須藩(高須松平家)の上屋敷。自然の地形を模した大名庭園があり、庭園の池は明治以降、水かさが減り、わき水がほぼ絶えた今は「策(むち)の池」と呼ばれる滝つぼの跡に、わずかにその名残をとどめています。
池の縮小に伴い街ができ、坂も造られたそうです。坂はいずれも明治以降に整備されたそう。
池の片隅には小さな中島がつくられ、津の守(つのかみ)弁財天が祀られています。
この策の池があるところが一番低いところなのですが すり鉢の底というより斜面に背の高い建物が建っているので 断崖の最下層と言った場所でした
休憩用の椅子も置かれており、散歩の途中で休憩する人、スモーキング・タイムを楽しむサラリーマンなどが訪れ、安らぎの空間です。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2013/12/18
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