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黒部ダムへのアクセスルート

  • 4.0
  • 旅行時期:2013/10(約12年前)
ぱくにくさん

by ぱくにくさん(男性)

立山黒部 クチコミ:22件

長野側から見た立山黒部アルペンルートの玄関口・扇沢駅と黒部ダムを結ぶトロリーバスです。

関電が電源開発のために黒部ダムを作った時に物資の輸送路として切り開いた道が、今では観光ルートになっていて、このバスが走っています。

原子力に頼る前は、関電も真面目に電源開発していたんだなぁと思いました。

トロリーバスとは、架線から取った電気を動力として走るバスを指します。
例えばサンフランシスコなどでは数多く走ってますが、日本では立山黒部アルペンルートにしかありません。(扇沢−黒部ダム、大観峰−室堂間)

自然環境に配慮し、また現実的には換気扇や通気口も作りにくいトンネルを観光路線としても使うため、このバスが走っています。

扇沢から黒部ダム、約6kmぐらいを16分で結んでいます。
お値段は片道1,500円、往復2,500円。
距離を考えたら滅茶高いのですが、ここではそういうことを言うのは野暮。
戻ってくるつもりなら、往復券を買った方がいいです。
また、各区間で往復券を買っても、扇沢で例えば室堂の往復を買っても金額は一緒なので、混雑具合を見て往復券を買うのがいいと思います。
遠くまで買えば、都度切符を買う手間は省けますが。

黒部ダムまで、ほぼ後立山連峰の下をブチ抜いていますので、景色はほぼ見えません。
途中、長野−富山県境と、工事の際に苦労した、岩盤が砂のように砕け散って水がどんどん湧き出していた破砕帯が、トンネルの中に色づけされています。

最後に混雑について。
ピーク時には、扇沢駅手前で車を降ろされ、シャトル輸送するほど駅は混み合います。
一方で、トンネルの構造からトロリーバスの増発は不可能で、臨時便が出ることはなかなかありません(車両の連結はしているようです)。
基本、30分に1本です。

混雑時の駅員さんのユーモアはなかなか面白いので、注目です。

黒部湖・黒部平を目的地とするなら、混雑時でもこの駅から旅を始めればよいかと思います。一方、室堂が目的であれば、臨時バスを10分ごとに出して林道をガンガン登ってくれる富山側からのアクセスが良いのではないでしょうか。

施設の満足度

4.0

コストパフォーマンス:
3.5
お値段を語るのは野暮ですが・・・往復券を買いましょう
人混みの少なさ:
2.0
だってこれしかないですもん
乗り場へのアクセス:
3.5
長野・扇沢側は分かりやすい。黒部ダム側はトンネルの中の階段を登り下り
車窓:
3.0
県境と破砕帯しか見えません

クチコミ投稿日:2013/10/19

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