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海女の墓

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八十六番「志度寺」内にあります

  • 4.0
  • 旅行時期:2013/10(約12年前)
entetsuさん

by entetsuさん(男性)

さぬき クチコミ:6件

母の三回忌法要のため、約1年ぶりに帰省。
合間に行ってきました。

八十六番札所「志度寺」内にあります。

「海女の玉取り伝説」という伝説があります。
以下は、徳島新聞HPからの転載です。
今から千三百年前。唐に嫁いだ藤原鎌足の娘・白光は、亡き父の供養として三つの宝物を奈良の興福寺に贈る。しかし、宝を積んだ船が志度沖に差し掛かったとき、宝物の一つ「面向不(めんこうふ)背(はい)の玉」が竜神によって奪われてしまった。白光の兄・不比等(ふひと)は玉を取り戻すため、身分を隠して志度を訪れる。そこで一人の海女と恋に落ち、房前(ふさざき)をもうける。

 数年後のある日、不比等から素性と本来の目的を聞かされた海女は「私が玉を取り返してきます。その代わり、房前を藤原家のお世継ぎにしてください」と言い残し、一本の命綱だけを頼りに海へ潜る。

 しばらくして、海女からの合図で不比等が綱をたぐり寄せると、海女は手足を竜神に食いちぎられていたが、十字に切った乳房の中に奪い返した玉を隠していた。不比等に玉を渡した後、海女はそのまま夫の腕の中で息絶えてしまう−。

 海女の墓は、後に大臣に出世した房前が、自分の幸せを願って命を懸けてくれた母を思って建てたものと伝えられている。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦(シニア)
アクセス:
4.5
人混みの少なさ:
5.0
バリアフリー:
4.0
見ごたえ:
4.0

クチコミ投稿日:2013/10/10

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