毛利の城下町 長府を歩く
- 5.0
- 旅行時期:2010/05(約16年前)
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by Dr.Poohさん(男性)
下関 クチコミ:3件
山口県下関市にある長府は、毛利氏の城下町です。
長府の地名は、長門の国の国府が置かれていたことに由来します。
江戸初期、毛利秀元の時代から城下町として栄えました。
細い格子の連子窓、重厚な門がまえの武家屋敷、防壁として築かれた練塀などの、当時の城下町の風情を今に伝える街並みが今でも美しく残っています。城下町の趣が残るエリアの外れにある石積みの壇具川(長府藩侍屋敷長屋周辺)から、街並みは始まります。
武家屋敷周辺の城下町の姿は、往時の豪邸を偲ぶ美しい石積・土壁が建ち並んでおり、本当に美しく、落ち着いた街歩きができる場所です。
近くには、長府毛利家の菩提寺である功山寺があります。
国宝に指定されている元応2年(1320年)の建立の仏殿が有名ですが、ここの美しさは苔むした参道の中で木々に包まれる山門だと思います。
安永2年(1773年)、長府藩10代藩主 毛利匡芳の命により、当地工匠の手により再建された山門で、総檜造りの素晴らしい山門です。禅宗の特徴である三間三戸二重門の造りをしています。
新緑と紅葉が映える山門をくぐって、歴史に触れてみてください。
長府は、本当に美しい場所ですので、時間をかけて散策してください。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- JR長府駅から徒歩で
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 静かな街歩きを楽しめます
- 見ごたえ:
- 5.0
- 緑と石積・赤土塀のコントラストが美しい
クチコミ投稿日:2013/09/12
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