大阪府高槻市の安満宮山古墳(せいりゅうさんねんのおか あま みややま こふん)
- 3.5
- 旅行時期:2013/07(約11年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
高槻・島本 クチコミ:45件
大阪府高槻市安満御所の町の高槻市公園墓地内青龍三年の丘 安満宮山古墳(せいりゅうさんねんのおか あま みややま こふん)は、安満山の中腹、標高125メートルの狭い尾根上にある、一辺20メートルほどの長方形墳で眼下には史跡安満遺跡、南側には淀川と大阪平野を一望する雄大な景観が広がっている。
3世紀後半、邪馬台国の時代に築造されたと考えられ、中国・魏の年号「青龍三年(235年)」銘鏡や三角縁神獣鏡(さんかくぶち-しんじゅうきょう)を含む青銅鏡5面、スカイブルーのガラス小玉1600個余り、鉄刀・鉄斧などの貴重な遺物が出土、鏡は白銅色に輝き鏡を包んだ麻布も残っていたとのこと。
出土した銅鏡は239年、邪馬台国の卑弥呼女王が魏から贈られた「銅鏡百枚」の一部ともみられており、ここに葬られた人物、安満遺跡のリーダーが、当時の政権にあって重要な役割を果たしたことを物語っていると見られている。
古墳は築造当時の姿に復元整備され、「青龍三年の丘」として公開されガラスシェルター内には精密な複製で埋葬の様子を再現、説明板には古代の技法で銅鏡を鋳造し埋めこんでいる。高槻市は文化遺産保護に力を入れている。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/09/08
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