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中山道をゆく

  • 4.0
  • 旅行時期:2013/09(約12年前)
ハッシーさんさん

by ハッシーさんさん(男性)

中津川 クチコミ:1件

今年の旅行は、岐阜県恵那市の恵那峡観光と木曽路の馬篭宿、妻籠宿を見学することを目的に実施。
まず初日は9月5日かんぽの宿恵那に一泊。恵那峡のダム湖は、前日までの雨のせいか、黄色く濁っていた。例年通り、一年ぶりの再会を祝したあと就寝したのは11時頃か。翌6日は、予定を早めて8時頃にはチェックアウト、恵那駅からJRで中津川駅へ。ここから路線バスで約25分、馬篭宿のバス停に着いた。中山道で、江戸から43番目の宿場町が、こんな上り坂の町とは知らなかった。島崎藤村の生家はこの宿場の本陣であり、この辺りの大金持ちのオボッチャマが、文学を趣味としていたということか。改めて藤村の頭の良さと、女癖の悪さを知る。島崎家の墓も見学したが、藤村自身は大磯で亡くなっており、こちらは分骨だそうだ。このあと、御嶽交通のバスで、馬籠峠を越えて妻籠宿へ向かったのだが、峠の標高は800メートル、夏でも寒いと言われた御嶽山は霧の中だが空気は清澄で、水は冷たい。ただし、太陽に近いからか、空気が綺麗すぎるのか、日差しがやけに強く、肌がジリジリと焼かれる感じであった。
峠で、岐阜県と別れて、長野県へ入る。木曽川沿いの妻籠宿は、こじんまりと写真で見た通りの宿場町だが周りの山々がすごい。昔中仙道と書いていたのを中山道と変えた意味が理解できるるような気がする。本当に山の中だ。昔の人は、こんな道を、基本的には二本の足で移動したのだから、さぞかし大変だったことだろう。
平日のこととて、行き交う客は多くはないが、ほとんどが、中高年のおじさんおばさんである。ここでもやはり、おばさんパワーが圧倒的で、観光客の7~8割はおばさんだろう。日本ののおばさん族は実に元気である。
ここの脇本陣は、藤村の初恋の人、おゆうさんが14歳で嫁に来たところだとか。立派な資料館もあり、国有林が御料地になり、戦後また国有林に戻った経緯や、お伊勢さんの式年遷宮用の木材の話、皇女和宮が中山道を通られた理由、その際重すぎる長持ちを残されたことなど、なかなか勉強になった。
帰りはJR南木曽(なぎそと読む)駅から特急しなので名古屋に向かったのだが、この南木曽駅、特急が停まるにもかかわらず無人駅で切符が買えない。要注意だ。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
友人
アクセス:
3.5
人混みの少なさ:
4.0
バリアフリー:
3.0
見ごたえ:
4.0

クチコミ投稿日:2013/09/07

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