南北朝時代の南朝の将、楠木 正行(くすのき まさつら、生誕不詳−1348年)の墓、小楠公御墓所(しょうなんこうごぼしょ)
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- 旅行時期:2013/05(約13年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
大東・四条畷 クチコミ:6件
小楠公御墓所(しょうなんこうごぼしょ)は、大阪府四條畷市にある南北朝時代の南朝の将、楠木 正行(くすのき まさつら、生誕不詳−1348年)の墓。
墓所のある場所は、楠木正行が1348年に四條畷の戦いで戦死した地で正行の父楠木正成が明治政府によって「大楠公」(だいなんこう)として神格化されたのに伴い、遺志を継ぎ命を落とした嫡男・正行も「小楠公」(しょうなんこう)として崇められるようになり、「忠君愛国」の象徴のひとつとされた。墓所の入り口には右手に「忠」左手に「孝」を刻んだ石柱があり、敷地内には「楠公父子訣別之所」と記された“墓石”、「贈従三位楠正行朝臣之墓」と記された碑、クスノキの巨木(樹齢600年大阪府指定の天然記念物)がある。
1808年に当地を訪れた貝原益軒は旅行記『南遊紀行』に「畑の茶屋のかい道より、4町ばかり西に、刈谷村有、此所に楠正行、正時兄弟の墓あり、大道のほとりにあらず、小石碑を立、大なる楠木あり。」と記している。 江戸時代までは「楠塚」と呼ばれ約100?程度の面積だったが明治に南朝称揚の時代風潮の中で墓域拡張と巨石碑建立がされ墓は四条畷神社の管理下、墓域は大阪府指定史跡(指定名称は「伝楠木正行墓」)となっている。
- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/08/18
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