美術館の利用の仕方
- 1.5
- 旅行時期:2013/08(約12年前)
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by ははさん(女性)
平塚・大磯 クチコミ:1件
平塚美術館、8月16日、絵本原画展に父と行った。入ってすぐ、大きなかぶの原画をみながら父にそのおはなしの説明をしながら観覧していたらいきなり、団塊世代くらいの男に「美術館はだまって観るものだ」と言われた。耳の遠い父に楽しく説明しながら観ていた。耳が遠いので少し大きな声だったのかもしれないが、迷惑をかけるほどではないと思っていた。父は耳が遠いのでその男の声が聞こえなかったのは幸いだった。最後まで楽しく観てくれていたのと、いきなりの一言にびっくりしたのでその男に反論することができなかった。私は美術館では騒いだり、大きな声を出して他の観覧者に迷惑をかけてはいけないことはもちろん知っている。館内はこどもに母親が説明しているほほえましい姿が見られた。美術品はだまってみるものなのだろうか。人が、心を豊かにするために心を通わすためにあるべきものなのではないのだろうか。夫婦できていたその男は上品そうな同世代の奥方と思われる女と横浜ナンバーの高級車に乗って去っていった。子育てが落ち着いて、久しぶりに訪れた美術館、久しぶりに年老いた父との貴重なひとときだった。美術とは何のためにあるのか、その男に汚されたような憤りの思いが残り、無遠慮な一言、えらそうな一言で人の心の冷たさを感じた。絵本の原画展では、特に原画には文章がないのだから、美術品について親しい人と原画について話しながら観ることを勧めるアナウンスを入り口に掲示してほしいと思ったほどだ。美術はえらそうな美術かぶれの大人だけのものではない、こどもや老人のものでもあるのだから。
- 施設の満足度
-
1.5
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- 展示内容:
- 2.5
- バリアフリー:
- 2.0
クチコミ投稿日:2013/08/17
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