道頓堀の開鑿者として知られている「安井道頓・道ト紀功碑」
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- 旅行時期:2013/01(約13年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
心斎橋・淀屋橋 クチコミ:102件
安井 道頓(やすい どうとん、1533−1615年)は、戦国時代から江戸時代初期にかけての商人で道頓堀の開鑿者として知られている。
1582年頃、豊臣秀吉から大坂城の外壕を掘鑿した功労、猫間川河岸整備に対する賞として城南の地を拝領し1612年、私財を投じて城南地域中心部の水路(後の道頓堀)の堀鑿に着手し堀鑿中の1615年、大坂夏の陣で豊臣秀頼に味方して入城し大坂城内で討死した。
水路の堀鑿は道頓の従兄弟の安井道卜や平野藤次(安藤藤次)らが跡を継ぎ1615年11月に完成させた。
当初は「新堀」と呼ばれていたが大坂落城後大坂を支配した松平忠明が道頓の功績を評価して「道頓堀」と名付けたといわれており安井道頓を題材にした「けろりの道頓」という司馬遼太郎の作品がある。日本橋北詰東には「安井道頓・道ト紀功碑」が建っている。碑石は高さ約3m、幅約90cmの直方体の石柱で1914年に天皇が来阪時、安井道頓と安井道卜に従五位が贈られ1915年に道頓堀川各町からの醵金で建碑されたそうだ。この石碑がある辺りは安井氏の屋敷があったとのこと。
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- アクセス:
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- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
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- 見ごたえ:
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クチコミ投稿日:2013/06/20
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